用紙の目方向

用紙の目方向とは


紙は大きなロール状に巻き取られながら製造され、この際に紙が流れる方向を紙目といいます。 断裁された印刷用の紙目は、紙の長辺に対し水平に紙目があるものを「タテ目(T目)」、紙目が垂直にあるものを「ヨコ目(Y目)」と呼びます。 製品として仕上げた際にも紙目によって丸まり具合や、冊子であれば開きやすさも変わってきます。 最終的な仕上がりに合わせて適切な紙目で印刷する必要があります。

用紙の目方向の特性

用紙の目方向の特性としては、「流れ目に沿ったほうが折り曲げやすい」「流れ目に沿ったほうが裂けやすい」「湿気を吸収したとき流れ目の方向には伸びにくい」 といったことが挙げられます。お客様ご自身で用紙の目方向までご選択いただくことはあまりありませんが、印刷会社側ではこういった特性を考慮して使用する用紙を手配しています。


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