オフセット印刷

オフセット印刷とはなにか?


オフセット印刷方式は、シアン・マゼンタ・イエロー・ブラック各色の版を出力し印刷を行います。 印刷機の中に紙を通し、1枚の紙に4つの色を刷り重ねていくことで最終的な仕上がり色を再現します。 現在の大量ロット向けの印刷方式では主流となっており、短時間で鮮明な印刷を大量にこなせることが特徴です。

オフセット印刷のいいところ

オフセット印刷では写真や文字の細部まで鮮明に印刷することが可能であるため、商業印刷物や美術印刷の多くでこの印刷方式が用いられています。 また、大量の印刷を短時間で仕上げることが可能であり、印刷部数が増えれば増えるほど単価が低価格になります。 よって、大量ロットの印刷物が必要な際は、美しい仕上がりのものをリーズナブルな価格で作成できるという点が最大のメリットとなります。

オフセット印刷のデメリット

オフセット印刷は、小ロットの印刷だとコストが割高になってしまいます。 また、版を作る時間やインクを乾燥させる時間が必要であり、オンデマンドと比較すると各工程ごとに時間がかかるため、短納期での対応にはあまり向いていません。