塗り足し

塗り足しとは


印刷物は、仕上がりサイズより大きな印刷用紙に印刷を行い、数百枚から数千枚をまとめて断裁機で仕上がりサイズに断裁します。 断裁時に発生するわずかなズレによって印刷物は仕上がりのラインの外側で断裁されてしまう場合があります。 デザイン上、背面に色をつけたい場合や、端に合わせて図などを配置したい場合に、仕上がりサイズでデータを作成し、 端に合わせて画像や文字等を配置すると、仕上がった印刷物の周囲に白地が発生する場合があります。 この白地を無くし、フチ無し印刷にするためには『塗り足し』が必要となります。 「塗り足し」は、仕上がりサイズより上下左右3mmずつ、計6mm外側に伸ばします。 切れては困る文字や図柄は、仕上がりサイズより上下左右3mm程度内側に配置します。